治療
ネフローゼ症候群の治療について
ネフローゼ症候群の治療には基本的に3か月ほど入院が必要になります。なかには外来で希望される人がいるようですが、外来だと薬の副作用などを考慮しなければならないので、薬の量を減らすしかなくなります。さらに食事制限もきちんと守れないことが多いので再発の可能性は入院に比べて格段にあがります。
腎臓の糸球体の異常が原因となっている一次性ネフローゼ症候群の場合は、薬物療法でのネフローゼ治療が行われます。一方、全身の病気が原因でおこる二次性ネフローゼ症候群の場合は、原因となっている病因の治療が優先されます。
代表的な治療法
ネフローゼ症候群の代表的な治療の方法としては、薬物療法と食事療法が一般的です。これらの治療にのより、寛解状態(ひとまず症状が落ち着いている状態)を目指します。
薬物療法
一次性ネフローゼ症候群や全身エリテマトーデスには、ステロイド(副腎皮質ホルモン)や免疫抑制剤を用いるのが一般的です。一次性の微小変化群にはステロイドがよく効きます。また、膜性腎症には初期にステロイドが効果的ですが、進行すると効きにくくなります。巣状糸球体硬化症ではステロイドが効きにくいようです。むくみの対策としては、利尿薬ガ有効です。胸に水がたまっていればアルブミン製剤が使用されることがあります。そのほか、血流改善のための脂質異常症の薬や血栓防止のための抗凝固薬や抗血小板薬が用いられることもあります。
二次性ネフローゼ症候群は、もとの病気を治すくすりを用います。肝炎なら肝炎の薬、アミロイドーシスならそれの薬が使用されます。
なお、ステロイドは副作用があるので注意が必要です。詳しくはステロイドの効果と副作用をご覧下さい。
食事療法
良質なたんぱく質をとり、食塩を抑える食事制限を行います。たんぱく質摂取量や塩分制限の目安は。細かくは人によって異なりますので、医師からよく説明を受けるようにしましょう。詳しくは、当サイト内食事はどうすればいい??でもご紹介しています。参考にしてみてください。
難治性の治療法
薬や食事療法だけでなかなか改善されない難治性の場合は、血液透析や血漿交換療法、LDL吸着療法(LDLコレステロールを血漿から取り除くことで血流改善を目指す)などが行われます。




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