ネフローゼ症候群の症状や原因、治療を扱う専門HP
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ネフローゼ症候群のタイプ

ネフローゼ症候群は、腎臓そのものの病気が原因となっておこる一次性(原発性)と、糖尿病や全身性エリテマトーデスなどの全身病が原因となって起こる二次性ネフローゼ症候群(続発性ネフローゼ症候群)に分かれます。さらに、一次性ネフローゼ症候群は病変のタイプによって主に以下のように分類されています。ネフローゼ症候群のなかで、一次性は成人で約7割、小児で約9割といわれています。小児では微小変化群が多く、中高年の間では膜性腎症によるものが多いようです。次に詳しくご紹介します。

種類 特徴
一次性ネフローゼ症候群 微小変化群 3~7歳の子供に多いが、大人でも約20~40%にみられる。数日~一週間くらいで急激なむくみ、たんぱく尿、低アルブミン血症、高血圧がみられる。ステロイドの反応がよく、むくみや腹水、胸水にはアルブミン製剤や利尿薬で改善する。再発率が高いので注意が必要。
膜性腎症 大人のネフローゼ症候群で最も多い。糸球体の上皮細胞の下に免疫複合体が沈着して引き起こさせる。血液の凝固が亢進するので、血栓症、とくに腎静脈血栓症の合併に注意が必要。自然寛解することおあるが、突然再発することもある。治療は通常のネフローゼ症候群の治療が行われる。有効な治療薬が少ない。
巣状糸球体硬化症 糸球体の一部が硬くなる。1日20gをこえる尿たんぱくがみられ、肉眼ではみえない血尿がみられます。低たんぱく血症、低アルブミン血症を引き起こすため、むくみや腹水、胸水がみられる。腹部膨満感や陰嚢水腫などで下腹部に違和感がおこることもある。高血圧も合併しやすいので注意が必要。ステロイド薬はあまり効果がない。コレステロールを下げる治療(LDL吸着療法:LDLコレステロールを血漿から取り除く)も必要になる。なかなか完治せず、半数以上の人が発症から5~10年で腎不全に移行する。
膜性増殖性糸球体腎炎 免疫複合体によって起こされるものと、自己免疫疾患の病態のひとつとして起こるものの2種類ある。発生頻度は少ないものの、有効な治療薬が少ない。ほんどは慢性腎炎に至る
びまん性増殖性糸球体腎炎 自覚症状がすくなく、検尿ではじめてきづくことがほとんどだが、むくみや蛋白尿によって気づくこともある。10年~20年と根気よく治療していくことが必要。自覚症状が少ないが定期的に検査をして腎機能を低下させないようにすることが必要。
二次性ネフローゼ症候群(続発性) 腎臓病以外にものが原因で起こる。糖尿病腎症、ループス腎炎などから発症する
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