ステロイドの効果と副作用は?
初期にはよく効く
一次性ネフローゼ症候群の微小変化群、膜性腎症、巣状糸球体硬化症では、治療の主体が副腎皮質ホルモン「ステロイド」となります。とくに、膜性腎症や巣状糸球体硬化症の治療ではプレドニゾロンというステロイドを使った薬が一般的です。これらの治療方針については、難病治療センターの難治性ネフローゼ症候群に詳しく記載されていますんで、そちらをご覧下さい)。
ステロイドはとくに微小変化群の治療初期にはよく効きますが、進行した膜性腎症や巣状糸球体硬化症には効きにくく、副作用に気をつける必要があります。
副作用
ステロイドはしばらくの間服用を続ける必要がありますが、それと同時に副作用も現れやすくなります。以下代表的な副作用をご紹介します。
| 病名 | 内容 |
| 感染 | 抵抗力が下がって感染しやすくなる。 |
| 食欲亢進 | 食欲が増えて肥満に陥りやすくなります。 |
| 熱感 | ちょっと熱く、のぼせるように感じます。 |
| 離脱症候群 | 突然ステロイドを中止すると、その反動で発熱、頭痛、悪心、脱力感、ショック状態などを起こします。 |
| 骨 | 骨がもろくなりやすくなります。肥満に注意しましょう。 |
| 成長障害 | 身長の伸びがおさえられるといわれています。 |
| その他 | 他、めったにありませんが、皮膚が薄くなる、白内障・緑内障、精神的症状(興奮や欝)、消化性潰瘍、糖尿病状態などが起こる可能性があります |
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